レーシックのギャラリー
しかし韓国はこれから難しい問題に突き当たるだろう。
つまり、まだしっかりした中間階級が育っていない。
産業のひろいすそ野を支える中小企業の発展がまだ未熟である。
韓国は結局財閥だけの国だといえる。
むしろ台湾の方がしぶとさでは上だ。
韓国ではこれから労使問題がいちばん大きな問題になるだろう。
韓国は、どちらかというとアメリカ的で、エリートとノンエリートとが分かれてしまっている。
もっと日本的経営を導入していった方がよい。
私は、日本的経営はむしろアジアで根付くと考えている。
ヨーロッパではやはり無理だろう。
ともかく、日本のこれまでの主力製品の1つであったテレビやビデオなどの家電製品分野は、NIES製品でほぼ世界に通用するまでになってきている。
向こうは、日本のマーケットのことをよく知っていて、ブランド指向の日本人にNIES製品が売れるとは思っていない。
しかし、世界は違う。
NIESでは、対日赤字は出てもいいが、それで日本の技術力を手に入れ、世界中に商品を売ろうとしている。
日本はもっともっと先を行くしかない。
とてもNIESにはできない分野は何かを現地で考えてはどうだろうか。
プチブル大国日本。
日本はプチブルを実現できればいい日本が豊かになったといっても、ここ数年のことに過ぎない。
その金の使い道を間違ってしまいバブル経済になってしまった。
91年の夏頃から雲行きがあやしくなり、政府がまだ大丈夫、調整期間だといっている間にどんどん景気は後退、92年の夏頃からバブルがすっかりしぼむどころか、日本中が不景気の暗い影に包まれてしまった。
いくら待てども、なかなか消費は回復しない。
ようやく明るさが少し見えはじめたと思いきや、93年春には円高が進み、輸出型企業には大きなダメージになった。
それでも、一般消費者のところにはまだお金は残っている。
夢みたいな金はなくなったが、金がまったくなくなったわけではない。
いま、豊かさというのは何なのか、それを考え直さなければならない。
むしろ、バブル経済はあまりに異常だった。
むしろ、いまくらいの豊かさが実現可能な豊かさだという気持ちを持たなければならないのではないだろうか。
本当の豊かさをいうのならば、西洋のブルジョワ階級がモデルになるだろう。
バブル経済の絶頂期には、これからのキーワードは「貴族消費」だと、多くのマーケティング関係者がいっていた。
しかし、本場の西欧でもブルジョワ階級というのはほんの一部に過ぎない。
エルメスもダッチもルイーヴィトンもみな一部の特権階級の人たちのものである。
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